オリックスが株主優待廃止を発表！

こんにちは、谷一平です。

今日は、最近気になったニュースをご紹介したいと思います。

金融やリースなどの事業を展開しているオリックスが、株主優待を中止するという記事です。

オリックスはカタログギフトなど株主優待が充実していることで知られており、優待目的の個人投資家からは絶大な支持を得ている銘柄。

投資系雑誌で株主優待特集などが組まれると、必ずといっていいほど紹介されていました。

そうそう、あの、株主優待で生活しているという桐谷さんも勧めていた記憶があります。

そのオリックスが、まさか株主優待を廃止してしまうなんて。

驚きです。

記事の中には

"この優待を始める前の１４年３月末時点で約５万人だった個人株主数は、今年３月末に約８２万人に膨らんだ。"

とあるので、もしかすると個人株主の数が増えたことで発送時の事務負担も増えてしまったのかもしれません。

カタログギフトは、京都水族館のオオサンショウウオのぬいぐるみなども選べてとても良かったのですが…仕方ないですね。

ただし！

株主優待が廃止されるからといって、今後株主に利益が還元されなくなるわけではありません。

優待が廃止分は配当等に集約されるそうです。

カタログギフトがなくなるのは寂しいですが、その分配当金が増えるのならそれはそれ良いですよね。

オリックスは元からわりと高配当なので、ここからどれくらい上がるか気になります。

ちなみに、最近株主優待を廃止した会社はオリックス以外にもあります。

JTやマルハニチロなども自社商品の送付を少し前にやめているのです。

その背景には、株主優待だと海外の投資家に利益を還元できないため、不平等が生まれるから…ということがあるみたいです。

今日は、オリックスの株主優待廃止のニュースについてご紹介しました。

株主優待好きの立場からすると少し残念ですが、利益還元の形が変わるだけなので、個人的には売却はしなくても良いかな…と思っています。

それよりも、他の会社もこれから株主優待廃止の動きを加速させていくのではないかということが気になっています。

高配当の株も良いのですが…やっぱり、何かしら商品が家に届くとワクワクするじゃないですか…。

各メーカーさん、お願いです…やめないで…ｗ

谷一平　東西見聞録